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[ ドッペルゲンガー ]
アトラクションの入口はホラー。出口はコメディ?。「あれ、今のは何だったんだろう。」って、混乱している感じ。「何処で、変わっちゃったのかなぁ」と、その変調ぶりが可笑しくて、気になってしょうがない。怖くも無いし、それほど笑えるわけでもない、正体不明と言えば、いいのかな。
役所広司演じる早崎道夫は人工人体の研究成果が上がらず、上司からもプレッシャーを与えられ行き詰まっている研究者。幻覚ではない自分の分身(ドッペルゲンガー)に突然、出会ってしまう。「見たら死んでしまう」というドッペルゲンガーがガラス越しに映っている最初の登場のシーンは、かなり怖い。

しかし、早崎が混乱し恐怖の表情を浮かべているのは最初のうちだけで、無理やり生活に割り込んでくると、共同生活を許してしまう。しだいに、大胆かつ本能的な行動で邪悪なドッペルゲンガーに翻弄されるようになった早崎は分身の存在を疎ましく感じる。

ドッペルゲンガーが連れてきた助手の君島や、ドッペルゲンガーの弟がいる由佳が人工人体の研究に加わるあたりから、映画はブラックコメディっぽく転調してくる。ユースケ・サンタマリアのもつ軽さがいい味だしているせいかもしれない。

人工人体を運び出すことになる終盤は、物語が二転三転し、本人とドッペルゲンガーの区別がつかなくなるほどキャラが似てきてしまう。ドッペルゲンガーの弟の存在に悩んでいた由佳のキャラも、大胆に変化したことに気づく。上司の部長までが会社を辞めたと、唐突に現れ、大金をちらつかせる、君島も、キャラが壊れはじめる。変わるのは早崎だけではないし、辻褄が合わないのもどうでもいい。

道端の崖に向かって、人工人体ロボが長いアームを振りながら動き出す。たち止まってじっと見守る早崎と由佳。コメディ調からファンタジーに転調したかのように、画面は今までにない色調で明るくキラキラと輝きだす。社会におけるしがらみ、自己規制や抑圧から自由、気負いのない2人に脱力します。まっ、それもいいかと、悪くない気分。

*
ドッペルゲンガー
2002年 日本 107分 監督・脚本:黒沢清 脚本:古澤健
出演:役所広司/早崎道夫, 永作博美/永井由佳, ユースケ・サンタマリア/君島, 柄本明/部長,
posted by: aki | Movie | 21:49 | comments(0) | trackbacks(4) |
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2004/09/07 11:11 PM
黒沢清監督ドッペルゲンガーを観ました。人間はとても複雑で、色々な面を持っているもの。私は○○な人間だとか言ってみても、それは殆どが思い込みか理想で真逆な面も持ってたりする。そこらへんを適当にバランス取っていられればきっとダイジョウブなんだろう。ぎりぎ
ゆめなまこ
2004/10/01 1:00 AM
 ドッペルゲンガー公式ページ http://www.doppel.jp/(「do
★究極映像研究所★
2004/10/07 9:17 AM
”ドッペルゲンガー”はもうひとりの自分のこと。 黒沢清監督作品見ました。 エドガー・アラン・ポーの短編をオムニバス化した傑作、 「世にも怪奇な物語」にも ルイ・マル監督、アラン・ドロン主演の「影を殺した男」(“William Wilson”)という 同様のテーマの作
邦画ブラボー
2005/11/26 6:55 AM
ドッペルゲンガー ホラーと思いきやコメディー。 最初のほうはけっこう不気味でホラーっぽいんだけど、 ドッペルゲンガーと接触して話をしだすとこれがもうおっかしいんだあ。 たまんないねえ。 よ!だもん。めちゃ陽気なドッペルゲンガー。 ぷくくくく~って感じ
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